三田佳子「本当につらい」涙で慈善公演スタート

[ 2011年4月6日 06:00 ]

公演を控え取材を受ける三田佳子

 女優三田佳子(69)が東日本大震災のチャリティー公演を5日、東京都渋谷区のSHIBUYA AXでスタートさせた。

 50周年記念公演を兼ねた開催。故エディット・ピアフの生き方や心情に自らを重ね、初のシャンソンを披露。主演したNHK大河ドラマ「いのち」は青森が、映画「遠き落日」は福島が舞台。公演前の会見で話がそこに及ぶと涙を流し「みなさんに支えられて、今がある。本当につらい。それでも、どうか前向きに」と話した。50周年については「私にとっては始まり。日本が未曽有の被害を受け、第一歩を歩もうとしている時。どこか心情的につながる」とした。上演後はロビーで来場客から義援金を募った。公演は同所で6、7、26、27日にも開かれる。

続きを表示

2011年4月6日のニュース