押尾学被告、拘置中は「平家の落人」…母が証言

[ 2011年3月23日 06:00 ]

控訴審初公判即日結審

 合成麻薬MDMAを一緒にのんだ女性の救命を怠り死亡させたとして保護責任者遺棄致死と麻薬取締法違反(譲渡、譲り受け、所持)の罪に問われたが、「致死」の部分を認めなかった裁判員裁判の判決で懲役2年6月となった元俳優押尾学被告(32)の控訴審初公判が22日、東京高裁であった。

 弁護側は1審に続き、遺棄と譲渡は無罪を求めた。即日結審し、判決は4月18日。押尾被告本人は出廷しなかったが、同居している母親(63)が情状証人として出廷。昨年9月下旬に拘置中の同被告と面会したときのことを振り返り「会ったときは一般的に言われているような平家の落人のようでした」と言葉を詰まらせた。同被告は現在、自宅で楽曲を制作したり家事を手伝ったりして過ごしているという。

続きを表示

2011年3月23日のニュース