16歳2人が入賞 ローザンヌ国際バレエ

[ 2011年2月7日 10:20 ]

6日、スイスのローザンヌ国際バレエコンクールで入賞した加藤静流さん(右)と堀沢悠子さん

 若手バレエダンサーの登竜門として知られる第39回ローザンヌ国際バレエコンクール最終選考が6日、スイス西部ローザンヌ市内で開かれ、さいたま市のアクリ・堀本バレエアカデミーに所属する加藤静流さん(16)=埼玉県川越市=が5位、群馬県太田市の山本礼子バレエ団付属研究所所属の堀沢悠子さん(16)=太田市=が7位に入賞した。

 1位はブラジルのマヤラ・マグリさん(16)。入賞者は各国の名門バレエ学校に1年間入校が認められるほか、留学中の生活支援金として1万6千スイスフラン(約138万円)が贈られる。

 加藤さんは「DVDで見た昨年の大会よりレベルが高かった。名前を呼ばれた時はびっくりした」。堀沢さんは「前日の演技よりは良くできたと思うが、まだまだ不満足」と一層の上達に意欲を示した。

 加藤さんはカナダ・トロントの国立バレエ学校、堀沢さんは英ロイヤルバレエ学校への留学を希望している。

 今年のコンクールには31カ国から205人が応募。最終選考には日本人3人を含む20人が残り、それぞれクラシックとコンテンポラリー(現代)の作品を踊って順位を競った。(共同)

続きを表示

2011年2月7日のニュース