キネクト発売　ＳＫＥ48　松井玲奈「盛り上がる」

発売記念イベントで「キネクト」を持つＳＫＥ４８の松井珠理奈（右）と、「Ｘｂｏｘ３６０」を持つ松井玲奈

　米マイクロソフト（ＭＳ）は２０日、家庭用ゲーム機「Ｘｂｏｘ３６０」とつなげて使うセンサー内蔵の付属機器「キネクト」の国内販売を始めた。コントローラーを使わず、体を動かすだけでスポーツやダンスのゲームが楽しめる。

　「ヨドバシカメラマルチメディアＡｋｉｂａ」（東京都千代田区）では記念イベントが開かれ、アイドルグループ「ＳＫＥ４８」の松井玲奈(１９)が「体全体を使って遊べるので盛り上がる。ぜひ家族や友達と」とアピールした。
　家族向けに販売拡大を狙っており、希望小売価格は１万４８００円、Ｘｂｏｘ３６０（４ギガバイト）とセットで２万９８００円。欧米各国では１１月上旬から売り出している。
　体の動きが画面に反映される“体感型ゲーム”では、任天堂が２００６年に発売した「Ｗｉｉ（ウィー）」が先行。ソニー・コンピュータエンタテインメントもことし１０月下旬に「プレイステーション３」の「ムーブ」を発売し、競争が激しくなっている。
　同店でキネクトを購入した都内の男子大学生（２４）は「ダンスゲームをやりたい。ほかの体感型ゲームは（コンピューターの）マウスのようだが、キネクトは体全体を認識するのがすごい」と話した。