のりピー　息子と親子水入らずの夏休み

酒井法子の離婚についてコメントする「サンミュージック」の相澤副社長

　昨年１１月、薬物事件で有罪判決を受けた元女優酒井法子（３９）の前所属事務所「サンミュージック」が３０日、スポニチ本紙昨報通り、酒井が夫の高相祐一氏（４２）と離婚したことを確認した。一方、酒井は数日前から都内を離れ、長男（１１）と母子水入らずの時を過ごしている。

　サンミュージックの相澤正久副社長（６１）はこの日夕、取材陣に「今月中に離婚したと聞いています。お子さんのことと更生のことを考えると離婚すべきだと思っていたので安心しました」と話した。
　関係者によると、離婚届は酒井の代理人が先月下旬に提出。書類に不備があったため差し戻され、今月８日ごろに再提出した。長男（１１）とともに旧姓の「酒井」に戻した。慰謝料や財産分与はない。
　昨年８月は高相氏が同３日に、酒井が同８日にそれぞれ覚せい剤所持容疑で逮捕。長男は酒井の知人宅に預けられ、両親と離ればなれの夏休みを過ごさざるを得なかった。今年は「昨年の分も」とばかりに、小学校が夏休みに入った２１日に都心を離れ、空気のきれいな山間部へ。その後、用事があり一時的に帰京。数日前に戻った。
　酒井の知人は「ワイドショーなどの離婚報道に触れないよう、近くにテレビのない環境で山や川で自然と触れ合ったようだ」と話した。周囲も「邪魔をしないように」と酒井に連絡するのを控えているという。
　酒井は東京・南青山の自宅マンションが高相氏の実家と近いことから、５月下旬に売却。すでに都内のマンションに引っ越している。新居は支援者の建設会社会長の所有で、同会長は「（酒井は）まじめにやっている。しばらく静かにさせてあげたい」と言い、陰ながら支える意向だ。