富田が、牧瀬が、内田が、広末が…“忘れません”

[ 2010年7月13日 06:00 ]

 【つかこうへいさん逝く】旬の若手を起用してシリーズ化された人気舞台が「飛龍伝」。90年版に主演した富田靖子(41)は「つらくて、でも楽しかった稽古の日々。絶対にあの頃の気持ちを忘れません」、92年版の牧瀬里穂(38)は「“口立て”という演出法に最初はパニックになりかけましたが、セリフを畳みかけていくあの面白さが次第に快感に変わっていきました。がむしゃらさ、汗を流すことの美しさを学びました」と振り返った。

 01年の「新・飛龍伝」に主演した内田有紀(34)は「20代だった私も負けてしまうくらいの生命力を体中から発して演出してくださった。女優である前に一人の人間であることを演出を通して教えていただいたことに深く感謝しております」。03年版に主演した広末涼子(29)も「本当にパワフルで、止まることのない稽古の勢いに、私も得体の知れない力と涙があふれてきたことを思い出します」としのんだ。

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2010年7月13日のニュース