ボイスという楽器

[ 2010年6月29日 06:00 ]

ギターの壬菜

 作詞作曲の過程においてこだわりがある。「言葉を1つの音としてとらえる」というのだ。「どうしても文章にしてしまう部分があるので、意味は持ってしまうが、音の響きと音の構成で作品性が伝わるようにしている」。作詞作曲ではなく、すべて作曲するイメージだ。

 言葉の壁を超えて伝わる音楽作りが信条。そのため、歌声を楽器の1つとしてとらえている。「普通の歌物は、言葉にサウンドを乗せることによって内容、メッセージを伝えるが、それとは違う。言葉が分からない国の人が聞いても、曲にある言葉の揺らぎなどによって心情やテーマが心で伝われば、感性が伝わるはず」。

 本来、言葉は音の一種であり、意味は後付けされたものだ。ゆえに、人間の本能的な「音を聞く」仕組みから考えると、言葉を音のひとつとしてとらえることは国籍や文化の違いを超えて受け入れられる可能性を示している。

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