竹野内豊 サイパン島秘話…日本兵の“救世主”を熱演

[ 2010年6月29日 06:00 ]

タイ・ラヨーンで行われた映画「太平洋の奇跡」の撮影。左から3人目が主演の竹野内豊。4人目は初丸刈りの唐沢寿明。左から2人目は井上真央

 竹野内豊(39)主演の映画「太平洋の奇跡―フォックスと呼ばれた男―」(監督平山秀幸、来年2月公開)の撮影がタイで行われている。物語の舞台は太平洋戦争末期のサイパン島で実在の日本兵を描く。当時のジャングルや洞窟(くつ)などを再現できる場所として、タイ湾に面するタイ東部ラヨーンが選ばれた。

 竹野内は4万5000人の米軍の攻撃に追われ逃げ回る中、頼ってくる同僚兵士や民間人を「何とか生き残らせたい」と奮闘する役。気温は連日30度以上、湿度は80~90%。立っているだけで汗が落ちる。タイ海軍施設内の林の中で米軍の攻撃の跡を表現するため、炭火が燃える中、軍服の竹野内は「体感温度は40度。危険な暑さですね」と話しながらも「初めての軍人役。手探りでやっています」と真剣な表情で取り組んでいる。
 部隊は違ったが、途中で出会い、ともに戦う日本兵役を演じる唐沢寿明(47)は自らの発案で俳優人生で初めて頭をそり上げた。兵役に就く前は任侠の世界に生きてきた役で「撮影に入る前、家にこの頭で帰ったら110番されそうになった」と話すほどの迫力だ。他の共演は井上真央(23)ら。
 原作は実際に戦った元米兵のドン・ジョーンズ氏の作品。日本では81年に出版されたが現在は絶版。ジョーンズ氏は死去しており、映画化するために版権を持つ妻を探したところ、南アフリカに住んでいたが、原作権の契約が済んだ翌々日に亡くなった。

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