引退していた宝生舞「無知だった 生かされてきた」

[ 2010年6月5日 10:24 ]

公式サイトで引退を発表した宝生舞

 女優の宝生舞(33)が芸能界を引退していたことが分かった。公式サイトで「私、宝生舞は平成二十二年五月三十一日をもちまして、芸能活動を引退致しましたことを、ここにご報告させて頂きます」と発表した。

 「無知で世間知らずだった私に“宝生舞”という役割を与えられたこと、またお芝居の世界では、様々な役として生かされて来たことに深く感謝しております」とファンや関係者に感謝の言葉をつづるとともに、「“役”としてでもなく自分自身をしっかりと確立させるため、この度の決断に至りました」と引退に至った経緯を説明した。

 宝生は1977年1月29日、大阪生まれ。93年に「週刊ヤングジャンプ」の第3回全国女子高生制服コレクションでグランプリ受賞。女優デビュー作は同年のテレビ朝日のドラマ「ツインズ教師」。96年の日本テレビ「続・星の金貨」「銀狼怪奇ファイル」でブレークし、フジテレビ「ショムニ」で人気女優としての地位を確立。2002年には映画「なごり雪」でヌードを披露した。07年には3月に7歳年上のグラフィックデザイナーと結婚。「将来は世界一キメてる老夫婦になりたいと思っています」と明るい未来への展望を描いていた。

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2010年6月5日のニュース