福山龍馬“第4の女”蒼井優の連絡先ゲットなるか

[ 2010年5月28日 06:00 ]

長崎市の崇福寺(そうふくじ)で始まった「龍馬伝」長崎ロケ。会見で長崎で過ごした高校時代の思い出を語る福山雅治

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」(日曜後8・00、全4部)で第3部の舞台となる長崎ロケが27日、長崎市内の崇福寺で始まった。同市は、坂本龍馬役で主演する福山雅治(41)の故郷。これまでの放送ではボサボサだった頭髪も一新。龍馬に恋する芸妓(げいぎ)・お元役で4人目のヒロインを演じる蒼井優(24)も初めて収録に加わった。

 人込みに分け入る獅子舞、境内にとどろく爆竹…華僑の旧正月でにぎわう崇福寺を福山龍馬が驚きの表情で歩いた。
 エキストラ約100人との収録を終えると「バンド仲間とギターを背負って、お寺の近くを歩いた。まさか20数年後に刀を差して来ることになるとは」と笑顔。長崎市内では歌手として昨年8月に野外ライブを行っているが、俳優業で訪れたのは初めて。「長崎で土佐弁をしゃべっているのも不思議」と話した。
 第3部の放送は7月18日分からで、神戸の海軍操練所が解体されたため、薩摩藩に身を寄せた龍馬は長崎で海運会社「亀山社中」を起こす。その後、薩長同盟を実現させるなど物語も転換期を迎える。「3部から龍馬は真のリーダーになるから」と伸びっ放しだった後ろ髪を1つに束ね、さらにきりり。高校卒業まで過ごした故郷でのロケは「この仕事を受けたときから楽しみにしていた」という。
 その冒頭シーン。入り口にある第一峰門と本堂が国宝に指定されている崇福寺は、中でも慣れ親しんだ場所。ただ高校時代は「デートは寺ではなく、もっぱら海だったんです」と恥ずかしそうに明かした。
 初恋相手の平井加尾(広末涼子)、江戸で龍馬に思いを寄せる千葉佐那(貫地谷しほり)、正妻のお龍(真木よう子)に続く第4のヒロインもこの日から合流。あでやかな着物の“蒼井お元”に「蒼井さんもきれいですが、長崎の女性はみんな美人なんです」とニヤリ。昨年12月の出演者発表会では蒼井に「連絡先を教えてほしい」とラブコールを送ったが「まだ聞けてないんですよ」と苦笑い。「今度、会見をするときまでには。ゲットできたか、また質問して」と、報道陣にリクエスト。故郷凱旋に緊張しながらも場を盛り上げ、高杉晋作役の伊勢谷友介(33)、大浦慶役の余貴美子(54)ら新メンバーを引っ張った。

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2010年5月28日のニュース