花組トップスター桜乃彩音がラストステージ

[ 2010年4月13日 06:00 ]

激しい雨の中、集まったファンに別れを告げる桜乃彩音

 5月30日付で退団する宝塚歌劇団花組娘役トップスター、桜乃彩音(さくらの・あやね)が12日、宝塚大劇場でラストステージを踏んだ。終演後は雨の中、約1200人のファンに花の道から別れを告げた。

 「虞美人」千秋楽後にサヨナラショーがあり、桜乃は真っ赤なドレス姿で登場。16人の花組娘役とともに「ファントム」の主題歌、続いて「ME AND MY GIRL」から「あごで受け止めて」を披露した。
 真飛聖と「太王四神記」のフィナーレのデュエットダンスの再現もあるなど華やかなステージを終え、「宝塚は私のふるさとであり私のすべてでした」と万感胸にあいさつ。カーテンコールでは真飛の傍らで「ゆうさん(真飛の愛称)のおそばにいられて幸せでした」と涙ぐんだ。
 東京公演は4月30日から5月30日まで。

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2010年4月13日のニュース