キムタク月9クランクイン 上海ロケに“興奮”

[ 2010年4月5日 06:00 ]

 「SMAP」木村拓哉(37)主演のフジテレビ月9ドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」(5月10日スタート、月曜後9・00)がこのほど、中国・上海でクランクインした。上海のシンボル・東方明珠塔(通称テレビ塔)付近のレストランや街中などで撮影。ロケ現場には500人を超えるファンが殺到し、木村は「上海でもドラマを放送してほしい」と熱望した。

 主なロケ現場は超高層ビルが立ち並び、上海の急発展を象徴する浦東地区。木村演じるインテリア専門店社長・葉月蓮介が上海第1号店の視察のため訪れ、台湾女優リン・チーリン(35)演じる地元工場の工員リュウ・シュウメイとダウンタウンで出会い、川沿いのレストランで食事するシーンなどが撮影された。上海ロケは1日に始まり8日まで行われる。
 4日には、出演者5人がテレビ塔や超高層ビル付近を流れる黄浦江をクルージングしながら会見。木村は「ドラマの舞台として上海は必要不可欠だった。撮影を始められて興奮してる」とクランクインの喜びを語った。
 上海に来るのは07年1月クールのTBS連続ドラマ「華麗なる一族」の時以来。約3年ぶりだが「建物が次々と建って街並みも以前と大きく違う。変化を凄く感じる」と感想。最近のドラマでは少なくなった海外ロケについては「撮影が終わっても全キャスト、スタッフの関係が切れない。意識が高まっていい」と話した。
 現地での人気も絶大で、ロケ現場には500人を超えるファンが殺到。木村の顔写真入りのウチワや写真集を持った人がいたことを聞くと「みんな温かくてうれしい。上海でもドラマを放送してほしい」と熱望した。
 30代になって初めてのラブストーリー。「(ほかのドラマと)軸は変わらない。ストレートに入っていく感情だったりを表現できれば」と意欲。自身の役どころを「会社に対する思いというのがあるんだけど、ひきょうだったり、ちょいちょい嫌なやつ」としたが、「木村さんが言うと嫌みにならない」(篠原涼子=36)「この役が愛されるキャラになるのは木村さんだから」(北川景子=23)と女性陣から擁護されていた。

 ▽月の恋人~Moon Lovers~ 葉月蓮介は一代で業界No・1に躍り出る勢いのインテリア専門店「レゴリス」を築き上げた敏腕経営者。インテリアデザイナー二宮真絵美とともに上海1号店を視察に訪れたところ、レゴリス出店に反対する地元工場の工員リュウ・シュウメイと出会う。同じ時、上海には蓮介の有能な部下・蔡風見、日本から蓮介を追いかけてきたカリスマモデル大貫柚月の姿も。蓮介を中心にした恋の駆け引きが始まる。

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2010年4月5日のニュース