月城さんへ夫からのラブレター何通も…通夜で娘明かす

[ 2010年3月17日 06:00 ]

月城彰子さん通夜。会見する(左から)仁科克基、仁科亜季子、仁科仁美。亜季子は涙

 歌舞伎俳優の岩井半四郎(82)の妻で、11日に肺がんのため89歳で死去した元女優の月城彰子(つきしろ・あきこ、本名仁科淑子=にしな・としこ)さんの通夜が16日夜、東京都港区の増上寺光摂殿で営まれた。俳優あおい輝彦(62)ら約400人が参列した。

 これに先立ち、次女で女優の仁科亜季子(56)が会見。仁科の長男で俳優の克基(27)、長女でタレントの仁科仁美(25)も同席した。
 月城さんは1月7日に背骨を圧迫骨折したため入院し、その検査の過程で肺がんが見つかったという。遺品のカバンの中から、60年前に岩井が送ったラブレターが何通も出てきたそうで、仁科は「父はまだ母の死を半分信じたくないようなで…」と涙で言葉を詰まらせた。棺には「毎日聞いていたラジオや、あちらに行って困らないように眼鏡を入れてあげたい」と話した。葬儀・告別式は17日午後0時半から同所で営まれる。

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2010年3月17日のニュース