汗ぬぐわせて!舘ひろしに女性ファン群がる

[ 2009年12月9日 06:00 ]

岐阜・下呂温泉「水明館」でディナーショーを行った舘ひろし

 俳優の舘ひろし(59)が8日、芸能生活34年目で初のディナーショーを岐阜・下呂温泉の老舗旅館「水明館」で行った。

 単独ステージは84年の日本武道館公演以来。「ディナーショーは人生初めて。緊張してます」とあいさつすると、女性ファンは「ひろし~」と絶叫。ヒット曲「泣かないで」や、俳優デビュー作となった76年の映画「暴力教室」の挿入歌でロックバンド「クールス」時代の「恋のテディーボーイ」も約30年ぶりに熱唱した。故石原裕次郎さんの「二人の世界」をテーブル席を回って握手しながら歌うと、席を立って追い掛ける中年女性が続出。ハンカチを手に舘の額とうなじの汗をわれ先にとぬぐった。
 裕次郎さんが87年7月17日に亡くなる約1年前、1カ月以上滞在して静養した福井・あわら温泉の旅館「べにや」の当時の社長の妹が女将で、ショーの開催を依頼して実現。女将の滝晴子さん(70)は「凄い人を呼んでしまった」と喜んだ。1回当たり定員350人で計2公演となった舘は「今後も音楽活動をしたい」と笑顔。全国からディナーショーの依頼が入っているという。

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2009年12月9日のニュース