西郷輝彦「舞台で恩返し」森繁さんをしのぶ

[ 2009年11月14日 06:00 ]

舞台「最後の忠臣蔵」成功祈願。赤穂浪士四十七士の墓に手を合わせる(左から)演出の宮田慶子氏、原田龍二、西郷輝彦、中村梅雀、田村亮

 東京・浜町の明治座12月公演となる「最後の忠臣蔵」(2日初日)の出演者らが13日、赤穂浪士四十七士の墓碑がある東京・高輪の泉岳寺を訪れ、公演の成功を祈願した。

 主人公・寺坂吉右衛門を演じる中村梅雀(53)は会見で「討ち入りの場面から始まり、その後の16年間を描くユニークな舞台です」とPR。大石内蔵助役の西郷輝彦(62)は、本堂で読経を聞いているうちに10日に死去した森繁久弥さん(享年96)の顔が頭に浮かんだといい「頑張って舞台を務めることが大先輩への恩返しになる」と話した。

続きを表示

2009年11月14日のニュース