押尾被告“審判の日”…

　麻薬取締法違反の罪に問われた俳優押尾学被告（３１）の判決公判が２日、東京地裁で開かれる。

　押尾被告は先月２３日の初公判で起訴内容を認め、検察側は懲役１年６月を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。押尾被告が最終意見陳述で反省の意を示したこともあり、執行猶予が付くものとみられている。
　押尾被告が合成麻薬を使用した都内マンションでは、一緒にいた飲食店従業員の田中香織さん（３０）が死亡。初公判では田中さんの死についてはほとんど触れられていないが、警視庁では保護責任者遺棄致死容疑で立件できるかどうか慎重に調べを進めている。