真田広之「LOST シーズン6」に出演

[ 2009年10月15日 06:00 ]

 俳優の真田広之(49)が、日本でも人気の米国ドラマの最終シリーズ「LOST シーズン6」に出演することが決まった。撮影は既にハワイで始まっており、米国で来年初頭、日本では来年初夏に海外ドラマ専門チャンネル「AXN」で放送予定。03年公開の「ラストサムライ」以来、国際派の道を着実に歩む真田にとっても大きなステップとなりそうだ。

 真田の起用は、同番組制作にあたる米abcスタジオのアナウンスを受けてウォルト・ディズニー・ジャパンが14日、正式発表した。
 「ラストサムライ」以降はロサンゼルスに拠点を移し、ジャッキー・チェン(55)との共演作「ラッシュアワー3」(07年)などハリウッドで活躍する真田にとっても海外テレビドラマへの出演は初めて。しかも、いよいよすべてのナゾが明らかになる完結編で物語の重要なカギを握る「道厳(DOGEN)」という役が用意された。
 シリーズのエグゼクティブプロデューサー、カールトン・キューズ氏らは「われわれは長きにわたりヒロ(真田)の能力を尊敬しており、今回の役を彼のために特別に書き下ろした。最終章は視聴者を驚かす内容にしたいので多くは語れないが、威厳と傷つきやすさを併せ持つ、ストーリーに重要なスパイスを与える役になります」とコメントしている。
 「LOST」はマシュー・フォックス(43)を主演に04年に米国で放送がスタートしたサバイバルサスペンス。米国内ではこれまでシーズン5まで放送され、エミー賞やゴールデングローブ賞を受賞するなど大きな評価を得て、社会現象にもなった。
 関係者によると、最終シリーズは3話分までハワイで撮影が済んでいる。真田が扮した「道厳」とはいったいどんな人物なのか、そして物語にどう絡んでいくのか…新たなナゾをはらんだクライマックスは一段とファンの注目を集めそうだ。
 真田は11月初旬(日程未定)に日本で行われる「LOST」イベントに出席するため、ロケ先のハワイから一時帰国する予定。

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2009年10月15日のニュース