酒井夫婦を追起訴へ…一連の捜査も終結へ

[ 2009年9月9日 19:23 ]

 東京地検は9日、鹿児島県の奄美大島で覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で女優酒井法子(本名高相法子)被告(38)を11日に追起訴する方針を固めた。

 千葉県勝浦市の別荘で覚せい剤を所持した疑いで再逮捕された夫高相祐一容疑者(41)=別の使用・所持罪で起訴=についても、酒井被告と併せて追起訴し、一連の覚せい剤事件の捜査を終結する。
 酒井被告は東京・南青山の自宅で覚せい剤を所持した罪で先月28日起訴され、初公判が10月26日に東京地裁で開かれる。自宅で使用した疑いで追送検されていたが、東京地検は起訴猶予処分とする見通し。
 捜査関係者によると、酒井被告は7月中旬から下旬にかけて、家族で皆既日食を見るため奄美大島を旅行した際、現地で覚せい剤を吸った疑いが持たれている。酒井被告は容疑を認めているといい、このうち同30日ごろの使用が追起訴の対象になるとみられる。
 東京地検と警視庁は、夫婦が使用したとされる覚せい剤の入手経路を調べている。

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2009年9月9日のニュース