大河「天地人」ボーイズラブ風?で漫画化

[ 2009年5月11日 06:00 ]

 NHK大河ドラマ「天地人」(日曜後8・00)が漫画化され、携帯電話に配信される。妻夫木聡(28)をはじめ若手イケメン俳優がズラリと出演することを意識して、男性同士の恋愛関係を描く「ボーイズラブ」を想像させる作風に仕上がっている。大河ドラマの漫画化は2度目で配信は初めて。今月27日にスタートする予定。

 作者は、ボーイズラブ作品などを手掛けてきた霜月かいりさん。ドラマでは純和風の直江兼続が、金髪で少女漫画風の顔立ちに“変身”。宣伝用カードにある「わたくしには殿しかおりませぬ」というセリフも、主従関係を超えた“何か”を感じさせる。
 大河ドラマが漫画化されるのは滝沢秀明(27)が主演した05年の「義経」以来。この時は劇画タッチだった。
 ターゲットは10~20代の女性。小説「天地人」発売元のNHK出版では「歴史、特に戦国武将に興味を持つ女性が増加する“歴女(れきじょ)ブーム”が起きているとはいえ、作品から一番縁遠いのは若い女性。漫画をきっかけに、こうした年代の人たちにも物語に親しんでもらいたい」。3日に放送された第18回までの平均視聴率は約22%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマークしているが、NHKでもさらなるファンの掘り起こしを期待している。
 製作、配信を手掛けるソニー・デジタルエンタテインメントでは「ドラマで描かれる男同士の絆(きずな)が、ボーイズラブと似ていることから大胆にアレンジしてみた」と説明。原作者の火坂雅志氏も「苦難に耐え忍ぶ雪国の心を大切にしてくれるなら」とし、基本的なストーリーは外さないことを条件に漫画化を了承した。
 携帯電話内のサイト「全力書店」(登録料315円)から1話(12~14ページ)50円で配信。物語は3部構成で全34話。1部「主従愛編」(16話)は上杉景勝(ドラマでは北村一輝)と兼続(妻夫木)、2部「盟友愛編」(9話)では兼続と石田三成(小栗旬)、3部「師弟愛編」(9話)では兼続と真田幸村(城田優)の関係が描かれる。書籍化は配信の反応を見て決める。

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