チャンス与える判決…小室被告、会見でファンに謝罪

[ 2009年5月11日 11:38 ]

執行猶予付きの判決を受け、記者会見で頭を下げる小室哲哉被告

 裁判長は、最大限のチャンスを与える道を選んだ。5億円もの詐欺罪に問われ、11日の大阪地裁判決に臨んだ小室哲哉被告(50)。判決後の記者会見で「ファンや音楽関係者を裏切って申し訳ない。自分が情けない。一生懸命、一から出直すつもりで仕事に励みたい」と、時折目に涙を浮かべながら謝罪した。

 会見は裁判所隣の大阪弁護士会館で開かれた。黒の細身のスーツにネクタイ姿。冒頭、硬い表情のまま5秒以上も深々と頭を下げた。前夜は「覚悟しつつもいろいろ考えてしまい一睡もできなかった」といい、顔色は青白い。
 判決理由の朗読中は「実刑だ。刑務所に入るんだと思っていた」という。執行猶予には「被害者やファンのために働く機会が少しでもつくれると思った」と、言葉を選ぶように話した。
 さらに「音楽が天職。何が何でも再起しないといけない。1度でも私の音楽を気に入ってくれた人たちのプライドを守りたい」と、「音楽家」として今後も活動する決意も見せた。
 法廷では、傍聴席に厳しい表情で一礼し、証言台の前に立った。裁判長は「被告人は有罪」とだけ告げ、主文を後回しに。緊張が解けないまま直立不動で判決理由を聞き、約15分後に刑の猶予が言い渡されると、首を1度ぶるっと震わせた。
 「2度とこういうバカなことをしないように」「法廷で約束した通り、初心に立ちかえり愚直に生きて」。裁判長から諭されると力強く何度もうなずき、涙を流した。
 この日は、62枚の傍聴券を求め660人が並んだ。小室被告が演奏する楽曲の放送を自粛している放送局もまだあり、厳しい状況は続く。

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