島田洋七 自伝小説監督し上映会「幸せ」

[ 2009年4月7日 20:36 ]

映画「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」の先行上映会で、笑顔を見せるタレントの島田洋七さん(左)と宮崎県の東国原英夫知事

 タレントの島田洋七が自伝的小説を自ら監督した映画「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」が完成し、福岡市内で7日、先行上映会が開かれた。島田さんは「九州で育った自分のことを映画にできる、こんな幸せなことない」と舞台あいさつした。

 映画は母子家庭だった子ども時代の島田が佐賀の祖母の家に預けられ、貧しいながらも明るく育っていく物語をコメディータッチに仕上げた。東国原英夫・宮崎県知事も、母親からの手紙を届ける郵便配達員役で特別出演している。
 上映会に駆け付けた東国原知事は、島田監督から出演依頼を受けた際のエピソードを紹介。「宮崎県知事が佐賀の映画に出ていいのか」と聞いたところ、「その人は宮崎出身やったんや」と説得されたことを明かした。「宮崎や九州のPRになれば」と宮崎弁で役を演じたという。
 初めて監督を務めた島田は「時間をかけて撮った映画が出来上がりうれしい。今回ウケたら次やな」と次回作にも意欲を見せた。

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2009年4月7日のニュース