失そう騒動のボーカルとリーダーが話し合い

[ 2009年3月28日 19:58 ]

 ボーカルの失そうにより、全国ツアー2公演を中止したジャズバンド「PE’Z」とフォークシンガー「suzumoku」の合併ユニット「pe’zmoku(ペズモク)」のリーダー、Ohyama "B.M.W" Wataruが27日、「pe’zmoku」の公式サイト内で、失そう騒動を起こしたsuzumokuと直接会って話し合いを行ったことをファンに報告した。suzumokuは現在、気持ちの面で治療が必要な状態だという。

 今回の一連の騒動の経過については、suzumoku本人からもファンに少しでも事実関係について伝えたいということから公表することを決定したという。今月2日、リハーサルの約束の時間になっても、約束の場所にやって来ないsuzumokuを心配し、自宅をリーダーが訪問。家の鍵はかかっていない状態で、電気もついたままだったが帰ってくる気配はなく、手分けして本人の行方を探したが見つからなかったという。翌々日の4日、ライブ前日になっても行方はつかめず、5日、6日のライブは協議の結果、中止を決定した。

 その後も本人からの連絡はなかったが17日になり、知り合いのところにsuzumoku本人から連絡があり、26日にリーダーと話し合いの場を持ったという。

 リーダーは主治医の方の許可も出ていないと前置きして、「彼が回復してから、どういう形になるかはまだ決まっていません。ただ、お互いまた一緒に音楽をやれたらという気持ちは一緒でした」と、今後も一緒に活動していきたいという率直な気持ちをつづった。

 またsuzumoku本人も、「ファンの皆様やメンバーからのたくさんのメッセージを目にしました。どんなに責められても仕方がない状態にもかかわらず心配して頂き、“待っている”という言葉をかけてもらいました。本当にこの度は皆様にご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を掲載した。

 全国ツアーは現在、「PE’Z」単独でライブを行い、中止になった2公演についても5月に振り替えて行う。

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2009年3月28日のニュース