中居クンWBC日本代表サポートキャプテン

[ 2009年2月2日 06:00 ]

 SMAPの中居正広(36)が原ジャパンを強力サポートする。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の東京ラウンド(3月5~9日)を中継するテレビ朝日がWBC日本代表サポートキャプテンに起用。中居は放送席などから熱戦を伝え、応援を盛り上げる。代表選手もまだ着ていないユニホームに袖を通し、原ジャパンへのエールの言葉として色紙に「捕」としたためた。

 日本代表選手よりも先にユニホームに袖を通した中居は「ちょっと、やばいですよね~」とニンマリ。自身のユニホーム姿を確認すると「入団会見みたいだな」と話して笑いを誘った。
 07年の北京五輪アジア最終予選では星野ジャパンの「公認サポートキャプテン」を務め、昨年の北京五輪ではTBSのメーンキャスターとして日本代表を応援。野球好き、巨人好きは広く知られるが、特に今回は、大ファンを公言する原辰徳監督が指揮するだけに思い入れも強い。
 「原ジャパンへのエールを」という本紙のリクエストに応え、色紙にしたためた文字は「捕」。「球を“捕まえて”、球場の空気を“捕まえて”、何より世界一を“捕まえて”ほしい。世界一を守るのではなく、捕らえにいってほしいんです」と熱弁。「捕手が勝敗のカギを握るのでは」という思いも込めた。
 原監督からは「中居さんを通じて、日本中の皆さんがWBCに関心を持ってもらえれば。一生懸命戦いますので、中居さんにも頑張ってもらいたい」とのコメントが寄せられた。大会前に「ぜひ会いに行きたい」と語っており、15日から始まる宮崎キャンプも訪れる予定。現地では中居と原監督による対談も前向きに検討されている。
 東京ラウンドは、米サンディエゴ・ラウンド(現地時間3月15~19日)への2枚の切符を懸けて韓国、中国、台湾と戦う。特に韓国には北京五輪で連敗を喫した。「次のステージに弾みをつけるためにも韓国には負けられない。しっかりと応援したい」と力を込めた。
 解説は前ヤクルト監督の古田敦也氏(43)とスポーツキャスターの栗山英樹氏(47)が務める。

続きを表示

2009年2月2日のニュース