平松愛理 14回目の大震災復興支援ライブ

[ 2009年1月18日 06:00 ]

震災復興支援ライブを開いた平松愛理

 シンガー・ソングライターの平松愛理(44)が17日、ライフワークの阪神大震災復興支援ライブ「1・17KOBE MEETING 2009」を神戸市東灘区の神戸ファッション美術館・オルビスホールで開いた。

 生家が震災で全壊、アマチュア時代のバンド仲間も失うなど自らも被害に遭った。02年には乳がんを患いながらも、途切れず毎年開催を続けて今年で14回目を迎える。
 「私にできるのは歌を作って歌うこと。自分にできる小さなことの積み重ねが、命を大切にする気持ちにつながる」と、聴衆400人に訴えた。
 震災があった1995年に発表した復興キャンペーン曲「美し都~がんばろや We love KOBE」など、アンコールを含め16曲。
 「観覧車」など、07年春に神戸に戻り暮らしてから書いた、故郷愛あふれる曲も披露。震災の起こった14年前のこの日を振り返りつつ、街の未来にも思いを巡らせた。
 このライブの収益は、同市東灘区の震災遺児ケア施設「レインボーハウス」に寄付される。

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2009年1月18日のニュース