百恵も熱唱!井上由美子5年目のコンサート

[ 2009年1月8日 00:38 ]

熱唱する井上由美子

 7枚目のニュー・シングル「海峡桟橋」(詞・水木れいじ、曲・弦哲也、発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・井上由美子(32)が7日、東京・新宿区の四谷区民ホールでファーストコンサートを開いた。

 文化放送「走れ!歌謡曲」35周年記念オーディションでグランプリを受賞したのをきっかけに2004年1月7日、「恋の糸ぐるま」でデビューし、この日が、5年目の節目を迎えるデビュー記念日にあたる。
 ファーストコンサートが決まってからの約2カ月間、「うれしくて、毎日、眠れない日々が続きました。布団に入るたびに、うれしくて涙が出てきました。枕元にこの四谷区民ホールの座席表の紙を置いて、チケットが売れるたびにその席を塗りつぶしてきた」そうで、「きのうの夜もワクワクして一睡もできませんでした。きょうは北海道や九州からも
来てくださるお客さんがいらっしゃるので、見に来てよかっなあと言っていただけるように、最後まで自分らしく歌って、あったかい気持ちになって帰っていただけるようなコンサートにしたい」と大張り切り。
 450席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンで満席の中、同じ所属事務所の先輩歌手・川中美幸からプレゼントされた着物やロングドレスなどを着て、デビュー曲「恋の糸ぐるま」をはじめ、第2弾シングル「赤い波止場」、前作シングル「大阪紙芝居」、新曲「海峡桟橋」、彼女自身が好きで自ら選曲した昭和のヒット曲のカバーから山口百恵の「プレイバックPart2」、川中美幸の「ふたり酒」、美空ひばりの「リンゴ追分」、さだまさしの「無縁坂」、松原のぶえの「父さんへ」など全22曲を熱唱。
 途中、子供のころの写真や4歳のときにカセットテープに録音した声などを初披露し、ファイナルは、25人編成のダンス集団「バンブーレボリューション with TSM」の力強い踊りをバックに「うち好きやねん」(デビュー・シングルのカップリング曲)を元気いっぱいに歌って、最後まで客席を楽しませた。
 今年の目標は「いつもニコニコ元気に頑張りたい。そして、もっと上を目指して頑張って歌っていきたい」と話していた。

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2009年1月8日のニュース