ドリカム吉田美和 泣いて笑って復帰!

[ 2008年11月16日 06:00 ]

 人気音楽ユニット「ドリームズ・カム・トゥルー」の全国ツアーが15日夜、さいたまスーパーアリーナでスタートした。事実上の結婚生活を送っていた映像ディレクターの末田健さん(享年33)を昨年9月に亡くしたボーカルの吉田美和(43)は、昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」以来の公の場。大歓声に「頑張れるような気がする」と笑顔を見せた。

 アンコールで登場すると超満員1万6500人から割れんばかりの拍手が起こった。喝采は約20秒も鳴りやまず、吉田は涙。「ちょっと頑張れるような気がするんだよ。これが今の私のみんなへの気持ちです」。振り絞るように話した。
 大声援に励まされた。開演時には手拍子で迎えられ号泣。「お帰り~」の声援が飛び交い、吉田は「お返しといっちゃなんだけど、きょうはみんなと一緒に笑って泣いて、笑いたい。ちょっとだけ幸せにしちゃうからね」と呼びかけた。
 ドリカムの公演は昨年9月23日以来。末田さんが亡くなったのは、その3日後の同26日だった。パートナーを失ったショックは相当大きく、昨年の紅白歌合戦のリハーサル中にはステージ上で親交の深い和田アキ子(58)と泣きながら抱擁。今年は4作のシングルを発売したが、これまで歌番組には出演せずライブ活動も行ってこなかった。
 それだけに吉田の精神状態を心配する声も多かったが、序盤の大歓声を受けて吉田らしいスマイルも復活。約2時間半、元気いっぱいに跳びはねて熱演し、客席から見守った両親も安心させた。相方のベーシスト中村正人(50)は「ライブができて一番うれしいのはオレなんだよ」と大喜びだった。
 今ツアーは冬恒例のイベント「ウインター・ファンタジア」として企画。待望の吉田復活とあって、来月24日までの全9公演のチケットは発売から数分で完売した。新曲「連れてって 連れてって」を初披露したほか「SNOW DANCE」など冬をテーマにした楽曲を中心に構成した。
 来年3月にはデビュー20周年を控え、精力的な活動が期待される。ファンのぬくもりに傷を癒やされた吉田は、深々と頭を下げてステージを締めくくった。

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