島津亜矢20回目のリサイタル、宙乗りも初挑戦

[ 2008年10月24日 12:12 ]

宙乗りに初チャレンジする島津亜矢

 新曲「海ぶし」(テイチク)が好調の演歌歌手・島津亜矢(37)が24日の東京・渋谷区のNHKホールを皮切りに全国5カ所で「島津亜矢リサイタル2008『無双』」と題した20回目のリサイタルを開く。

 今回のリサイタルのテーマは「無双(むそう)」。ただひたすらに歌の道を究めることで、他に類を見ない歌手になるまで己を高めようとする志を「唯一無二」を意味する「無双」の言葉に託して名づけたもの。
 「毎年毎年、お客さまがお客さまを呼んで、たくさんの方が見に来てくださって心から感謝しています。毎年、リサイタルが終わってからの1年間、勉強してきたいまの自分を精いっぱい見ていただきたいという気持ちで歌わせていただいていますが、一番、最初は有楽町(東京)のよみうりホールでの手づくりのステージから始まって、今年で20回目を迎えました。いまでは多くのスタッフとがっちり組んで、演出家の先生もいてくださり、いままで一つずつつくっていただいたものが積み上げられてこの20回になっていると思います」
 曲目は、新曲「海ぶし」をはじめ、「富士」「海鳴りの詩」「感謝状~母へのメッセージ~」などオリジナル曲のほかに、昭和の名曲から「影を慕いて」「哀愁列車」「無法松の一生」「川の流れのように」「瞼の母」「会いたい」「メリージェーン」など全26曲を歌う。
 ファイナルは、彼女が体当たりで演技して歌う大作「おつう」(名作歌謡劇場)で、「今回もいろいろな曲を歌わせていただきますが、目玉は、『おつう』という一人芝居による台詞と踊りが入った20分強のコーナーです。『鶴の恩返し』を島津亜矢風に脚色してお送りします。恐怖の宙乗りもありますので、ぜひ楽しみにしていてください」
 東京を皮切りに、11月3日の名古屋・センチュリーホール、同21日の大阪・梅田芸術劇場、同26日の熊本・崇城大学市民ホール、同27日の福岡・福岡サンパレスまで全国5カ所(全7公演)で開催。
 今月22日には、NHK―BSの名番組「日本のうた」から生まれた企画アルバムシリーズ第5弾「島津亜矢 BS-日本のうたV」が発売。

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2008年10月24日のニュース