B’z 20周年ツアー最終公演も“雨”

[ 2008年9月22日 06:00 ]

 ロックデュオ「B’z」が20周年記念ツアーの最終公演をデビュー記念日の21日、横浜市の日産スタジアムで行った。

 激しい雨が降る中、前日の20日と合わせて2日間で14万人を集めた大規模ライブ。同所で最初にコンサートを行ったのが99年のB’zで、その時も大雨。落雷による中断があった00年の千葉マリンスタジアムなど節目の野外公演では雨がよく降る。89年の最初のヒット曲「BAD COMMUNICATION」で幕開け。中盤ではボーカルの稲葉浩志(43)とギターの松本孝弘(47)の2人が最初に出会った東京・六本木のスタジオ「サウンド・ジョーカー」をステージ上に再現。デビュー前に初めて2人でセッションしたビートルズの「Oh!Darling」を披露。デビュー時と同様、20年ぶりにカラオケでデビュー曲「だからその手を離して」を披露。稲葉は「いろんな人の力でここまで来られた。その人たちの顔を思い出しながら作りました」と紹介し、新曲「いつかまたここで」を歌った。
 終演時には20年の感謝の思いを込めて2人でスタジアムを歩いて1周。ファンの手をタッチするなどの大サービスで、雨の日にまた新たな伝説が加わった。

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2008年9月22日のニュース