桂米朝の息子、小米朝が師匠・米團治を襲名

[ 2008年9月4日 06:00 ]

晴れて父・米朝の師匠の名である五代目桂米團治の大名跡を襲名する喜びの桂小米朝

 落語の人間国宝・桂米朝の長男・小米朝(49)が、父の師匠である上方落語界の大名跡・桂米團治(五代目)を10月に襲名することになり、3日、東京会館で抱負を語った。

 戦後、上方落語家が10人未満の危機的状況に陥ったとき四代目米團治は弟子の米朝らと上方落語の復興に尽力。1951年に他界した。「桂ざこば兄さんらの推挙もあり私が父の師匠である五代目の名跡を襲名することになりました。身の引き締まる思いです」と話した。襲名披露興行は10月4、5日の京都・南座を皮切りに2カ月間全国で行う。東京は同19日の新橋演舞場で。

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2008年9月4日のニュース