布施明 原曲キーでSMAP、福山歌う!

[ 2008年9月4日 06:00 ]

 歌手の布施明(60)が全編他アーティストの楽曲を歌ったカバーアルバム「Ballade」を10日に発売する。故尾崎豊さんの「I LOVE YOU」をはじめ、SMAP「世界に一つだけの花」や福山雅治「桜坂」など世代を超えたヒット曲に挑戦。すべて原曲通りのキーで歌っており「オリジナルと聞き比べて楽しんで」と胸を張る自信作だ。

 徳永英明(47)の「VOCALIST」シリーズなどカバーアルバムのヒットが続く中、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」などで定評のある布施が、還暦を記念して世代を超えたカバー集に挑んだ。
 収録した全12作品はすべて大ヒット曲ばかり。沢田研二(60)の「時の過ぎゆくままに」や井上陽水(60)「いっそセレナーデ」といった同じ還暦世代の作品をはじめ、コブクロ「桜」やスピッツ「空も飛べるはず」など若い世代のポップスにも挑戦。「Ballade」というタイトル通り、すべての曲をゆっくりとしたテンポにアレンジして、やさしく歌っている。
 繊細な歌声が持ち味の徳永の「VOCALIST」シリーズが全編女性歌手の作品だったのに対し、こちらはすべて男性アーティストの楽曲。“男歌”ならではの情感や深みが、還暦を迎えた布施の艶やかな歌声で表現されている。
 還暦を超えた大物シンガーが、年の離れた若い歌手の作品をカバーしてアルバムを作るのは過去には例がない。72年に「マイ・ウェイ」を日本語でカバーして以降、06年のNHK紅白歌合戦でジョン・レノンの「イマジン」を歌うなど抜群の歌唱力で洋邦の名曲を歌い継いできた布施だからこそ挑むことができたCDと言えそうだ。
 実際、レコーディング後「“空も飛べるはず”の言葉の表現は難しく、自分の時代と詞の作り方が違うので試行錯誤した」と明かすなど、歌手としても“還暦”としてゼロからぶつかっていった様子。「全曲すごく研究して私なりに歌っています。夜ひとりで聴いてもらうといいかな」と話した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2008年9月4日のニュース