映画「おくりびと」モントリオールで栄冠

[ 2008年9月3日 06:00 ]

 カナダで開かれていた第32回モントリオール世界映画祭で、滝田洋二郎監督(52)の「おくりびと」がグランプリを獲得した。配給する松竹に2日、連絡が入った。

 葬儀の際に遺体を納棺する仕事についた男を主人公に、人間の尊厳や家族のきずなを描いた人間ドラマ。本木雅弘(42)と広末涼子(28)が夫婦役で主演し、13日から全国で凱旋公開される。
 次作「釣りキチ三平」を撮影中の秋田県で朗報を知った滝田監督は「典型的な日本人の物語ではあるが、民族も文化も宗教も違う人たちに理解していただいて、うれしく思います」とコメント。本木は「驚きながら、喜んでいます」、広末も「海を越えて、この作品がたくさんの人々に愛してもらえることをうれしく思います」と喜びをかみしめた。本木は3日に受賞会見を開く。
 一方、君塚良一監督(50)が鈴木智(さとし)さん(44)と共同で脚本を手掛けた「誰も守ってくれない」も最優秀脚本賞を受賞。ネット社会にあふれる悪意を描いたシリアスなドラマで佐藤浩市(47)らが出演。来年1月に公開される。
 モントリオール映画祭は、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭に次ぐ北米最大級の映画祭。06年に奥田瑛二監督(58)の「長い散歩」がグランプリ、99年には高倉健(77)が「鉄道員(ぽっぽや)」で主演男優賞に輝いている。

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