“和製ジャニス”Superfly あこがれが実現

[ 2008年8月27日 07:05 ]

サンフランシスコでレコーディングを行ったSuperfly(中央)とBBHCのメンバー

 08年に大ブレイクした歌姫Superflyこと越智志帆(24)がこのほど、米サンフランシスコで60年代を代表する女性ロック歌手ジャニス・ジョプリンが在籍したバンド、ビッグブラザー&ホールディングカンパニー(以下BBHC)と5時間に及ぶレコーディングを行った。

 Superflyの音楽は60年代~70年代の洋楽がベース。最も影響を受けたアーティストとしてジャニスを挙げる越智の歌声を、BBHCが耳にしたことで実現した夢のコラボだ。レコーディングでは伝説のロッククイーンの3曲を熱唱。あこがれの人が40年前に存在した空間で、“和製ジャニス”は魂の歌声を響かせた。

 ジャニスの歌声を知るメンバーも「彼女とレコーデイングした5時間はとてもマジカルな時間だった」と絶賛。実力を高く評価し、来年の夏にアメリカで行われるライブでの競演を誓った。

 ▼ジャニス・ジョプリン ジミー・ヘンドリクスらと並ぶ60年代を代表する米国のアーティスト。ビッグブラザー&ホールディングカンパニーには66年から68年にかけて在籍。68年発売のライブアルバム「チープ・スリル」は全米8週連続1位を記録し、人気を集めた。68年12月にバンドを脱退。70年10月4日に27歳で死去した。

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2008年8月27日のニュース