山本あきの第3弾「涙の河を越えて」が好評

[ 2008年8月20日 17:19 ]

スポニチ

 デビュー3年目を迎えたキングレコード創業75周年記念アーティスト・山本あき(30)の第3弾シングル「涙の 河を越えて」(詞・石原信一、 曲・聖川湧)が好調だ。

 デビュー3作目にして有線リクエストランキングで1位。「前向きな女性が主人公の作品で、一つのドラマがこの詞にはありますし、恩師の聖川先生がつくってくださった哀愁のあるメロディーもすごく気に入っていて、歌えば歌うほどいい曲だなと思います」
 7月23日にはファースト・アルバム「あきがたり」が発売された。「哀しみ模様」「幸せの行方」、新曲のシングル3曲をはじめ、書き下ろしの「時間(とき)のしずく」「この線路をゆけば」、ヒット曲のカバー「いい日旅立ち」「圭子の夢 は夜ひらく」など全12曲を収録。なかでも大ヒット曲「吾亦紅」(歌唱・すぎもとまさと)のカバーは、山本ならではの個性でじっくりと聴かせる。
 「アルバムを出すのは、デビューのときからの私の目標でしたが、こんなに早く実現するとは思わなかったので本当にうれしい」。ラスト曲「ふるさと」(歌唱・五木ひろし)のカバーでは、彼女の出身地・石川県から約20人のアマチュアコーラス隊が参加してレコーディングを行った。
 1年ごとに確実に成長している山本。「最近は、ジェロさんや鼠先輩のように若い方にも人気のあるアーティストが出てきて、若い人たちも演歌を聴くようになりましたので、このアルバムも演歌ファンはもちろん、私と同世代や20代の若い人たちにもぜひ聴いてほしいですね」。

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2008年8月20日のニュース