ベネチア映画祭に「崖の上のポニョ」など3本

[ 2008年7月29日 18:39 ]

 8月末からイタリアで開かれるベネチア国際映画祭の事務局は29日、最高賞「金獅子賞」などの対象となるコンペティション部門の出品作に、北野武監督の「アキレスと亀」と宮崎駿監督「崖の上のポニョ」、押井守監督「スカイ・クロラ」を含む21本を選んだと発表した。世界3大映画祭の一つとされる同映画祭のコンペ部門に、日本映画が同時に3本出品されるのは異例。同映画祭常連の北野監督と、日本アニメを代表する宮崎、押井両監督作品の参加は、現地で注目を集めそうだ。「アキレスと亀」は売れない画家と、唯一の理解者である妻の物語で、北野監督自身が主演した。「崖の上のポニョ」は、五歳の少年に助けられた魚の女の子が人間になろうと願うストーリー。「スカイ・クロラ」は、思春期に成長を止める人々が戦火の中で生きる姿を描いた。北野監督は1997年の同映画祭で「HANA―BI」が金獅子賞を受けている。主要各賞は映画祭最終日の9月6日に発表される。

 世界最古の歴史を持つとされるベネチア国際映画祭のコンペティション部門で29日、日本映画が3作品も並んだ。華やかな国際舞台で競い合う監督らは、期待に胸をときめかせている。
 「アキレスと亀」で2度目の最高賞(金獅子賞)を狙う北野武監督は「今度の作品は自分でも結構気に入っているし、試写を見た人の反響もすごくいいので、ヨーロッパの人たちの反応が楽しみ」と自信を見せる。

 「ハウルの動く城」に続き、公開中の「崖の上のポニョ」でコンペに挑むのは宮崎駿監督。「リド島(開催地)はとてもすてきな場所です。また、あの道を歩けるかと思うととてもうれしい。私たちの映画を気に入ってもらえれば」

 同じくアニメーション映画で選出された「スカイ・クロラ」の押井守監督は「作品が『映画』として認められたということで望外の喜びです。これをきっかけに、作品が国内外に大きく羽ばたいていくことを切に願っています」と強い期待を寄せている。

 アカデミー賞助演女優賞ノミネートも記憶に新しい女優菊地凛子さんは同作品に声で出演。「驚くとともに、心からうれしく思っています。監督とレッドカーペットを歩く日が、とても楽しみです」と喜びを語った。

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