半裸の鼠先輩「ポコチン」でCD発売延期

[ 2008年7月23日 06:00 ]

ジャケット写真では“セミヌード”を披露した鼠先輩

 話題の新人、鼠(ねずみ)先輩(35)の新曲「夜の紙芝居」が歌詞の一部に問題があることなどからCD発売が見送られたことが22日分かった。「ポコチン」などの表現が品位に欠けると判断、配信限定で販売する。ジャケットでセミヌードも公開する鼠先輩は「ポコチン」について「“ぽっぽ”がコチンとなったという意味」と苦しい言い訳をしている。

局地的に話題沸騰!歌謡界の新星、鼠先輩

 「夜の紙芝居」(作詞松嶋重、作曲古閑慎太郎)は当初、話題のデビュー曲「六本木~GIROPPON~」のカップリング曲に挙げられた作品。しかし、所属レコード会社の担当者が「歌詞の一部が品位に欠けると指摘される恐れがある」と判断し、見送られた。
 問題となったのは「とぼけたポコチンと汚したベッドを想い出す」という歌詞。全体のテーマは「元カノにふられた先輩がすっぽんぽんで六本木を駆け抜ける」(レコード会社担当者)という実話をベースにした哀感漂う内容だが、男女の性的特徴を露骨に表現している点が問題視された。
 この“封印曲”が再浮上したのは、鼠先輩の予想外のブレーク。CDは5万枚、配信は30万ダウンロードを突破し、フジテレビ「SMAP×SMAP」などバラエティー番組にも引っ張りだこ。「今のうちに稼いでおこう」という思惑から、制作中の新曲が完成するまでの“つなぎ”として発売することになったのが実情だ。
 しかし、あらためて話し合ったものの、CDを店頭に並べてもらうのは「やはり困難」と判断。23日から「着うた」限定で販売し、8月6日から着うたフルやPC配信をスタートさせる。
 曲は、イントロで先輩が興奮のあまり「フガフガ」と鼻息を鳴らすバージョンなどバカバカしくもユニークな5種類。全購入者にプレゼントされるジャケットは、パンツ一丁のセミヌード姿。当初はきらびやかな背景や衣装を写真に合成して使う予定だったが「時間が間に合わず、このまま出すことになった。エレガントに仕上がっていると信じ込んでいる先輩にはさぞショックでしょう」と関係者。人気沸騰中とはいえ「NHKからのオファーは予兆すらない」という。

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2008年7月23日のニュース