鈴木京香 あこがれの小豆島で母親役

[ 2008年7月22日 06:00 ]

 映画「ぼくとママの黄色い自転車」(河野圭太監督)の香川県・小豆島ロケがこのほどエンジェルロードと小豆島オリーブ公園であった。

 鈴木京香(40)と阿部サダヲ(38)が夫婦役で共演し、武井証(9)演じる息子との家族愛を描いた感動作。父親と2人暮らしの小学3年生の少年は母親との思い出がない。母親はずっとパリに留学していると物心がついたときから聞かされていたのだ。その母親が小豆島にいることを知った少年は自転車で小豆島へ向かう。
 オリーブ公園では、病気で記憶が衰えていく母親と少年との再会シーンが撮影された。鈴木は「お母さん役が本当に楽しくて、これからもいろんなお母さんを演じたい」。炎天下の中「日焼け止めをいっぱい塗って」の熱演ぶりだった。
 「この映画を多くの子どもたちに見てもらいたい。そして、いまの自分の家族のありがたさを再認識してもらえれば」
 短期間の滞在だったが鈴木は「小豆島は『二十四の瞳』で憧れていた地。次はまた違う季節に訪れたいです」。阿部も「時間がゆったり流れていて、虫もノビノビしているなあと思った」と、2人とも小豆島が気に入ったようだった。来春公開予定。

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2008年7月22日のニュース