藤原浩がヒット祈願&15周年記念曲披露

[ 2008年5月20日 18:54 ]

左から作曲家・遠藤実さん、節子夫人の遺影を手にする藤原浩、作詞家・水木れいじさん

 今年でデビュー15周年を迎える演歌歌手・藤原浩(47)が20日、東京・西東京市の「田無山 総持寺」で新曲「倖せありがとう」(詞・水木れいじ、曲・遠藤実)=キングレコードから5月21日発売=のヒット祈願&新曲披露を行った。

 デビュー15周年記念曲の新曲は、恩師の作曲家・遠藤実さんが書き下ろした作品。同寺は、内弟子時代の藤原を息子のように可愛がった遠藤さんの愛妻・節子さんが眠っているところだ。その遠藤さんと作詞の水木れいじさんも駆けつけた。
 藤原と3人で新曲ヒット祈願をした後、本堂前で約200人の熱烈なファンが詰めかける中、「遠藤先生には歌手にしていただき、こうやって皆さまにも応援していただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。15周年にふさわしい曲を書いていただきました。奥さま(節子夫人)に歌って差し上げると喜んでくださるような歌です」とあいさつ。新曲をはじめ、同カップリング曲「まわり道した二人だけれど」、デビュー曲「真情」、10周年記念曲「しあわせ迷子」など全7曲を熱唱。
 水木さんは「こんな素晴らし作品と出合えて、遠藤先生、藤原浩さん、ファンの方々に心からありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです」。また、遠藤さんは「この歌を大ヒットさせてほしいという妻の声が聞こえてきてなりません」と語った。
 きたる10月6日には、東京・杉並公会堂大ホールでデビュー15周年記念リサイタルを開く。
 

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