ガッキー 初シングルで目指せ紅白

[ 2008年4月29日 06:00 ]

新垣結衣の初シングル「Make my day」の自作のジャケット

 昨年12月にアルバム「そら」で歌手デビューした人気女優の新垣結衣(19)が初のシングルCDをレコーディングした。7月16日発売の「Make my day」でロックに初挑戦。昨年大みそかはNHK「紅白歌合戦」に審査員で出演したが、今年は初シングルを引っ提げて歌手として初出場することになりそうだ。

 ガッキーの08年の歌手活動スタートとなるシングルデビュー曲。どんな場所でレコーディングするのかと思ったら、何とロック界のスーパースター「永ちゃん」こと矢沢永吉(58)が東京のド真ん中、港区赤坂に建てたスタジオビルだ。
 ガッキーもダボダボのオーバーオールに両手を突っ込んで登場。スリッパを脱いで靴下で歌うなどラフな感じはすっかりロックンローラーと思いきや、インタビューでは椅子の上にちょこんと正座する愛らしさ。
 ギターサウンドが印象的なロックナンバーに「サウンドが強いので私自身は力を抜いて楽な気持ちで歌っています」と説明。永ちゃんとは会ったことはないが「ロックな、熱い人ってイメージです」と語った。
 映画「恋空」やCM、ドラマと大ブレークした昨年。歌手デビューも果たし、アルバム「そら」は20万枚を売り上げてオリコンチャート3位を記録。紅白歌合戦にも審査員として呼ばれた。
 目の前で見た紅白に「皆さんの歌声の素晴らしさはもちろん、その緊迫感に圧倒されました」と歌手活動においてかなり勉強になった様子。「私なんてとてもとても…」と謙虚だが、最新のオリコン調査「今年飛躍しそうな20歳の芸能人」で1位になるなど人気も期待も大きい。昨年に負けない視聴率を獲得したい紅白サイドも目玉候補として注目している。
 シングル曲のジャケットは3パターン用意し、うち1つは自分でデザイン。「とてもポジティブな歌なのでハッピーなはじける感じの絵を描きました」。フジテレビの新ドラマ「ハチワンダイバー」(5月3日スタート、土曜後11・00)の主題歌に起用される。

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2008年4月29日のニュース