大林監督 名古屋市に撮影協力要請

[ 2008年4月10日 19:02 ]

 「時をかける少女」などの作品で知られる映画監督の大林宣彦さんが10日、名古屋市役所を訪れて松原武久市長と面会し、同市を舞台にした映画の撮影協力を要請した。

 タイトルは「夢の川(仮題)」。同市を流れる堀川周辺の古い町並みを舞台に、主人公の小学五年生の少年が不思議な体験をしながら市や家族の歴史に触れていくというストーリー。秋にクランクインし、来年公開の予定。

 大林さんは区制百周年の記念にしたいという地元有志の要請を受け、名古屋を作品の舞台に決めたといい「名古屋は東西と新旧の文化が入り交じる場所。撮影を通して魅力を発掘していきたい」と意欲を見せていた。

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2008年4月10日のニュース