NHKがNHK番組にツッコミ

[ 2008年4月7日 06:00 ]

 NHKが同局の看板番組を“品評”する番組を制作した。「TVソムリエ 謎の屋台」(13日深夜0・10)で、3人の出演者が番組を見ながら、それぞれ好き勝手な感想を言い合う内容。視聴率好調な大河ドラマ「篤姫」に対しても「時代劇にしては、出演者の顔が小さすぎる」など容赦ない突っ込みが入った。

 番組の舞台になったのは、東京・渋谷のNHK放送センター前に用意された屋台。ちょうちんには「NHK始めました」の文字が躍り、店主オススメのメニューには同局の看板番組8本がズラリと並ぶ。
 屋台にやって来る出演者は俳優の松尾貴史(47)、半田健人(23)、タレントのはるな愛(31)の3人。メニューにある8本の短いVTRを順番に観賞。屋台で客が酒を飲みながら、番組をサカナに談笑したり、突っ込みを入れたりするように、それぞれが批評していく。当然、台本はなし。無人カメラを使うなど、スタッフを極力減らし少しでも本音を引き出せる工夫が施された。
 中国ロケを行った時のVTRが流れた英会話番組「英語でしゃべらナイト」には「英会話を勉強する番組がどうして中国に行くの?」など容赦ない言葉が飛んだ。
 北村卓三プロデューサーは、番組制作の意図について「携帯電話やパソコンで番組を批評しながらテレビを見る時代。そんな中、NHKの番組はある意味、突っ込みどころ満載。こういう楽しみ方もあるのではと思った」。NHKの週間接触率(1週間に少しでもNHKを見た人の割合)が6割を切る中、出演者にあえてNHKをほとんど見ないという3人を起用。「NHKを見ない人たちがどういう反応をするのか聞きたかった」と話した。
 局内とはいえ番組を批評する内容だけに、制作のハードルは高かった。「番組担当者を個々に訪ねてお願いしました。使用を断られた番組もありました」と明かした。

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