全米で1位!謎の映画ついに日本解禁

[ 2008年2月28日 06:00 ]

 徹底的に情報を隠している話題の米映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」のプロデューサー、J・J・エイブラムス(41)が、4月5日の同作公開直前の3月31日に緊急来日することになった。4月2日には、同作について世界で初めて記者会見。「この作品の発想の源は日本」と語っているだけに、どんな発言が飛び出すか注目が集まる。

 「ニューヨークが謎の生物に襲われる」--このキーフレーズ以外、すべてが謎に包まれている「クローバーフィールド」。公開まで徹底した秘密主義が貫かれた同作では、本国を含め公の記者会見は一切行われていない。そんな中、プロデューサーのエイブラムスが来日。世界初となる記者会見まで決定した。
 実はエイブラムスは、この作品について「日本に触発されて製作した」と語っている。関係者によると、2006年6月に監督を務めたトム・クルーズ(45)主演作「M:i:3」のPRで来日したとき、「日本の“あるもの”に非常に興味を持ち、それがきっかけだったようだ」という。
 エイブラムスが今作のキャンペーンを行うのは世界で日本のみ。特に日本用には、自ら「HAKAISHA(破壊者)」の副題を考えたほど、日本での公開にはこだわりをみせている。
 米公開直前の1月16日にはロサンゼルスでの試写会に参加したが、テレビカメラに向かって「アクション、サスペンス、ロマンスが詰まっている」の言葉を発しただけで、劇場内に消えた。日本に相当の思い入れのあるエイブラムスだけに、4月1日に都内で行われるジャパンプレミア翌日の会見では、極秘とされる内容に関して“リップサービス”も飛び出しそうだ。
 エイブラムスは米人気テレビ「LOST」の監督しても有名。ファンの飢餓感をあおった今作は、全米では1月公開作としては、オープニング3日間の興行収入で歴代1位を記録する大ヒットとなっている。

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2008年2月28日のニュース