ジブリ新社長にディズニー前会長就任

[ 2008年2月2日 06:00 ]

スタジオジブリの新社長に就任した星野康二氏(右)、鈴木敏夫代表取締役プロデューサー

 「もののけ姫」(97年)「千と千尋の神隠し」(01年)などの宮崎駿作品で知られる映像製作会社「スタジオジブリ」の新社長就任会見が1日、東京都小金井市の同社で行われた。同日付で、鈴木敏夫社長(59)が退任し、ウォルト・ディズニー・ジャパン前会長の星野康二氏(51)が就任した。

 星野氏は99年に「もののけ姫」がディズニー配給で全米公開された際、両社の間を取り持った。「宮崎さんら生きている人たちといい映画づくりに携わっていきたい」と抱負を語った。
 徳間書店から独立した05年4月以来、社長を務めた鈴木氏は代表取締役プロデューサーとなり「崖の上のポニョ」(今夏公開)などの映画製作に専念する。

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2008年2月2日のニュース