吉川晃司“日本のシンドラー”に

[ 2008年1月17日 06:00 ]

「SEMPO」発表で記者会見した(左から)今拓哉、愛華みれ、吉川晃司、彩輝なお

 第2次世界大戦中にナチスの迫害からユダヤ人を救った実在のリトアニア領事、杉原千畝(ちうね)氏を描くミュージカル「SEMPO」の製作発表が16日、都内で行われた。杉原氏の活動に興味を持っていた歌手の中島みゆき(55)が初めてミュージカルに楽曲を提供。テーマ曲「NOW」など6曲を書き下ろした。

 主演はミュージカル初挑戦のロック歌手・吉川晃司(42)。本国の意向に背きユダヤ人にビザを発給した“日本のシンドラー”役に「権力にのみ込まれず信念を貫く精神はロックに通じる。魂を揺らす作品にしたい」と抱負。共演は愛華みれ(43)、今拓哉(39)ら。4月4日から東京・初台の新国立劇場で。

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