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吉良大弥 いざ世界へ!強烈な右で2RKO勝利 5戦目で決める日本最速タイ世界王座

[ 2026年1月1日 04:30 ]

WBA世界ライトフライ級挑戦者決定戦   同級2位・吉良大弥(志成)<10回戦>同級7位 イバン・バルデラス(メキシコ) ( 2025年12月31日    東京・大田区総合体育館 )

<WBA世界ライトフライ級挑戦者決定10回戦 吉良大弥・イバン・バルデラス>バルデラスにパンチを浴びせる吉良(撮影・沢田 明徳)
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 アマ3冠の超新星が、大みそかに鮮烈なKO勝利で世界にアピールだ!WBA世界ライトフライ級2位の吉良大弥(22=志成)が、同級7位のイバン・バルデラス(24=メキシコ)と対戦し、2回27秒KO勝ちした。プロ4戦目での挑戦者決定戦を制し、田中恒成が持つ日本男子史上最速となるプロ5戦目での世界タイトル獲得に王手をかけた。

 初のライトフライ級での一戦で、吉良が輝きを放った。アマ時代を通じても初のメキシコ人選手との対戦。「試合の動画を見た感じは、好戦的なザ・メキシカンみたいな感じのイメージを持っている」と話していたが、強烈な右で、あっという間に勝負を決めた。

 元世界4階級制覇王者でジムの先輩、井岡一翔のアンダーカードで試合を行うのは昨年5月に続き2度目。東農大の先輩でもある井岡への思いは強く「2人で世界を獲る。それも夢。自分が盛り上げて、井岡さんにつなげられたら」と宣言していた通りの衝撃KOで会場を盛り上げた。

 昨年12月17日に高見亨介(帝拳)がWBA世界同級王座から陥落。吉良にとってU―15、奈良・王寺工1年時の全国高校総体と国体で対戦し、3戦全敗を喫している“因縁”の相手。リベンジも見据えている中、「気持ちの変化は何もない。どういう相手も自分より高く見積もって過大評価して試合に臨んだ方がいいかなと勉強になった」。おごらず、世界ランカークラスの選手らとのスパーリングなどで仕上げた。

 高校選抜、高校総体などアマ3冠で、名前のごとくリング上でキラリと輝くダイヤの原石。次戦は高見が敗れた2団体統一王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)と対戦する可能性がある。田中恒成と並ぶ日本男子最速タイ記録となる5戦目での世界王座奪取も射程圏内。22歳のホープが、さらに輝く存在になる。

 ◇吉良 大弥(きら・だいや)2003年(平15)5月30日生まれ、大阪市出身の22歳。4歳からキックボクシングを始め中学1年時からボクシングに専念。奈良・王寺工高でアジアジュニア選手権50キロ級優勝などアマ3冠。東農大に進学し、24年パリ五輪出場を逃したため2年で中退してプロ転向。24年6月にプロデビュー。身長1メートル60の右ボクサーファイター。

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