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京口紘人氏「坪井智也はバムと全然、やれる」PFP4位浮上した3団体統一王者ロドリゲスに匹敵すると指摘

[ 2025年11月25日 18:42 ]

7回、クアドラス(左)に左ボディーを見舞う坪井(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシング元世界2階級制覇王者の京口紘人氏(31)が25日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。アマチュアボクシングの21年世界選手権金メダリストで、WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の坪井智也(29=帝拳)が24日に元WBC世界スーパーフライ級王者で現同級1位カルロス・クアドラス(37=メキシコ)を8回TKOで下した同級10回戦について語った。

 京口氏は「恐ろしい」と語り始めた。「試合前の予想として99―91、ワンサイドで取られても1ラウンドぐらいかなと思っていた。それ以上の差があった」と圧倒的すぎる内容に驚いたという。

 立ち上がりからジャブが切れ、相手のパンチをことごとく距離などで外した。「(坪井は)プロ3戦目で(これまで)出していなかった引き出しを試しながら出した感じ。いつも(プロの過去2戦)よりジャブを振って。その的中率が恐ろしい。クアドラスが打ってもスピード差がありすぎて、反応できていない。(坪井の)ジャブがバシバシ当たる。クアドラスが前に出てパンチを出しても全部外す。体に触れさせないぐらい、当たってもクリーンヒットはない。1ラウンドで(クアドラスはジャブを受ける)顔の半分は真っ赤っか」。完璧な滑り出しだったことを指摘した。

 そして坪井は2回終盤あたりから相手が得意とする近い距離に踏み込み、ブロックで的確に対応しながら攻撃を組み立てたことに京口氏は言及。「2回終盤あたりかな。近い距離でクアドラスのアタックをしっかりガードして“こういうこともできるよ”と世界に示した。フィジカルが強くて、ブロックで体がブレない。ブロッキングはガードや頭の位置を変え、ズラしてクリーンヒットさせない。(攻撃は)1、2、3、4とモーションなく打てる。しかも、けっこうな力で。いろんな角度から打てる」。近距離でも相手から見えにくい上、十分に力を込められたパンチが飛んでくることを指摘。「クアドラスは6回防衛した元世界王者で現世界1位。その相手に、ここまで差を出せるのは脱帽。(近距離でも戦い)あえてクアドラスの土俵で何もさせなかった」と絶賛した。

 京口氏は「(坪井が)世界を獲るのは当たり前。バムと全然、やれると思う」と22日にサウジアラビア・リヤドでスーパーフライ級の3団体王座を統一したジェシー・“バム”・ロドリゲス(米国)を引き合いに出した。

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