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畑山隆則氏 那須川天心の命運を分けた4ラウンド終了後の公開採点「あれが陣営の誤算だった」

[ 2025年11月25日 16:40 ]

(左から)竹原慎二氏、渡嘉敷勝男氏、畑山隆則氏
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 渡嘉敷勝男氏(65)、畑山隆則氏(50)のボクシング元世界王者が、元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏(53)のYouTube「竹原テレビ」に出演。14日のWBC世界バンタム級王座決定戦で命運を分けた“瞬間”を指摘した。

 那須川天心(27=帝拳)が、井上拓真(29=大橋)に敗れて格闘技人生で公式戦初黒星を喫した。

 竹原氏は「やっぱり気持ちだよね。本番だけじゃなく、この数ヶ月、その気持ちを持って練習してきた。今回は手数も出ていたし、絶対負けないという強い気持ちが出ていた」と拓真のアプローチを称えた。

 一方、天心について、渡嘉敷氏は「(リングに)上がったとき余裕の顔をしていた。“勝つのが俺の人生”みたいな先入観があったんじゃないかな」と指摘した。

 それでも最初の2ラウンドは天心がプレッシャーをかけて圧倒していた。そして問題の3、4ラウンド。拓真が明確に取ったという形ではなかったが、4ラウンド終了後の公開採点ではジャッジ3人が「38―38」のイーブンをつけた。

 渡嘉敷氏は「天心陣営は取ったと思っていたと思うよ」と指摘した。

 畑山氏は「あれが天心陣営の誤算。そのあちおのプランが狂った」と、3、4ラウンドの戦い方では判定で負けるという焦りで試合展開が変わったと説明した。

 5ラウンド以降、接近戦での打ち合いの中で拓真のよさばかりが目立つようになる。

 竹原氏は「天心選手は攻撃がワンパターンだった。あと手数も少なかった」と指摘。

 畑山氏は「上の、世界タイトル戦になってくると通じない。バレる」と攻撃のバリエーションを増やす必要性を訴えた。

 ただ、今回は拓真が上回ったが、天心にとって学ぶことの多い試合だった。

 渡嘉敷氏は「次、世界獲るためのステップになったと思う」と話し、同じキック出身の武居由樹(大橋)戦など今後も世界レベルでビッグマッチが行われる可能性にも触れた。

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