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井上拓真 世界王座復帰へ「天心選手に初黒星つける」 兄・尚弥見守る前で「過去イチ」仕上がり披露

[ 2025年11月18日 17:16 ]

プロボクシングWBC世界バンタム級王座決定戦   那須川天心(帝拳)《12回戦》井上拓真(大橋) ( 2025年11月24日    トヨタアリーナ東京 )

シャドーボクシングを行う井上拓真(撮影・島崎忠彦)
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 約13カ月ぶりの世界王座復帰を目指す元WBA世界バンタム級王者で現WBC同級2位の井上拓真(29=大橋)が18日、横浜市内の所属ジムで同級1位・那須川天心(27=帝拳)との王座決定戦へ向けた練習を公開した。シャドーボクシング、ミット打ちを1ラウンドずつ行い「体調もメンタル面も全てがベストコンディション」と自信満々に話した。

 この日は兄の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が見守る中、スピード感あふれる動きを披露。「過去イチ全てが仕上がっている」と兄同様のお決まりのフレーズで好調をアピール。その尚弥からは左構えでアドバイスを受け“打倒・天心”に向け準備を進めてきた。「小さい時からナオ(尚弥)は相手の癖や、細かいアドバイスをくれる。そこは変わらず、ずっと心強い存在」と目尻を下げた。

 昨年10月に現WBA世界同級正規王者・堤聖也(29=角海老宝石)に判定負けで王座陥落して以来のリング。当時は「ボクシングに対する気持ちが届いていなかった」と万全の調整ができず、試合後に引退もよぎったほどだった。それでも再起戦となる天心戦に向けては、父・真吾トレーナーが「今回はリミッターを外してできたし、自分も見ていて気持ちよかった」と話すほどの自身を追い込んだ。数年ぶりに真吾氏が朝のロードワークからマンツーマンで指導するなど、二人三脚で状態を最高潮に仕上げ「拓真の試合に対しての気持ちが練習を見ていても凄く伝わってきた。今回は最高に仕上がっている」と絶対的な自信を口にした。

 前週打ち上げたスパーリングはアマチュアボクシング9冠の堤麗斗(22=志成、3勝2KO)、IBF世界スーパーフライ級9位の韓亮昊(28=六島、5勝3KO)、世界ユース金メダリストで日本バンタム級7位の坂井優太(20=大橋、5勝5KO)ら豪華パートナー陣と約100ラウンドを消化。王座を争う那須川は12日に公開スパーを実施。これには「想定内。試合で見てる通りのイメージ」と淡々と話すと「世界王座に返り咲くというよりは、天心選手に勝って初黒星をつける。そこが今の自分の一番のモチベーション」と力強い覚悟を口にした。

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