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武尊「過去最強の完成形を見せる」 電撃引退発表…ラストマッチへ“覚悟”の追い込み「限界まで作って…」

[ 2025年11月18日 13:32 ]

会見に出席した武尊(撮影・酒井卓也)
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 K-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者・武尊(34=team VASILEUS)が18日、都内で行われた「ONE173勝利報告記者会見」に出席。8カ月ぶりとなる再起戦となった16日の「ONE173」で、デニス・ピューリック(40=カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)に2RTKO勝利。試合後に電撃の引退発表した心境などを明かした。

 「心も身体も限界まで作って最後の試合に臨みたい」

 8カ月ぶりの再起戦で強い姿を見せた。1Rに左右の連打から1度目のダウンを奪うと、終了間際にも右フックでダウンを奪って1R終了。2Rに勝負を決めた。開始早々にカーフキックでダウンを奪うと、圧力をかけ続けて最後はパンチの連打でタフな相手をなぎ倒してTKO勝利を飾った。そして武尊の日本での勝利は、21年3月28日のKー1日本武道館大会でレオナ・ペタスに勝って以来約4年半ぶりとなった。歓喜の武尊はケージからのムーンサルトを久々に日本のファンに見せた。

 試合後に次戦を最後に引退することを電撃発表。ラストマッチは今年3月に敗れた元ONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)との再戦が決定的となった。

 会見冒頭では試合前の心境と回想。「とりあえず次につながったなという思いでホッとしてます。今回の試合で負けていたら終わりにするつもりだったので、勝ってあと1試合できることになった。やっぱりどこかで“次のことを考えなきゃ、ロッタン選手のところまで体を持たせなきゃ”みたいな気持ちで 身体づくりの面でも、ちょっとセーブはしてないけど、気をつけながらみたいなところはありました」と語った。

 そして試合後“引退発表”する際には言葉が出てこなかったという。「言うと決めてたんですけど、言葉を出したいのに出てこなかった」と明かした。

 武尊に残された試合は残り1試合。“引退”を発表してラストマッチに向けたスイッチが入りながらも「キツいな…」という現在の心境を告白した。

 「あと1試合と決めて、それぐらいの覚悟を持った生活だったり、試合への準備を始めないといけない。いつもだったら、怪我とかも“痛いけどいいや…”と思って、ゆっくり1週間ぐらい過ごすんですけど、今回は次のことを考えて、試合翌日に体の悪いところも全部検査して治療も始めました。一日でも早く練習を再開できるように準備をしてます。今までよりもキツくて身体にも負担になる。心も身体も限界まで作って最後の試合に臨みたい」と意気込んだ。

 ファンに向けても「“これがラスト”と思って見てもらえる試合ができる。もう次を考えなくていいということは、もう次で出し切れる。次の試合で全部出し切って、もう体が壊れてでも勝てばいいと思ってる。“過去最強”で最強の体を作って、最後の試合で武尊の完成形を見せられる。最後の試合を必ず勝って終わりたい」とメッセージを送った。

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