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尚弥が4団体統一戦へフィジカル強化合宿打ち上げ「身体に最高の負荷。それだけ充実していた」

[ 2022年11月2日 18:56 ]

走り込む井上尚弥(左)、拓真(中)、浩樹(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が2日、長野県の軽井沢で行っていた3日間の走り込み合宿を打ち上げた。父・真吾トレーナーと元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーが同行し、10キロのロードワークや台車を使った下半身トレーニングなど、WBO同級王者ポール・バトラー(33=英国)との4団体王座統一戦(12月13日、有明アリーナ)へ向けてフィジカル面の強化に努めた。弟の元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(26)と、いとこの元日本スーパーライト級王者・井上浩樹(30)も参加した。

 井上との一問一答は以下のとおり。

 ――3日間の合宿のテーマは?

 「1カ月半前ということで、テーマはスタミナとメンタルの強化です」

 ――八重樫トレーナーとはどのような話をしながら合宿メニューを組んだのか?

 「下半身、足腰の強化を中心に練習メニューを八重樫さんに組んで頂きました」

 ――バトラー戦を意識した部分のメニューはあったのか?

 「バトラー戦のための特別なメニューはありませんが、12ラウンドをフルで戦うためのスタミナとメンタルを強化できました」

 ――合宿の収穫は?

 「試合まで40日になりますが、今回の合宿で今は身体に最高の負荷がかかっています。それだけ今回の合宿は充実していました」

 ――体のどこか張ったりしている部位はあるか。

 「全身です。走り込みや瞬発力の強化がメーンでしたが、その中でも全身を使うトレーニングも多かったので、全身が張っている状態です」

 ――いつからジムワークを再開するのか。

 「週明けの月曜日(7日)からジムワークを再開する予定です」

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2022年11月2日のニュース