×

現役続行表明から3日、WBCヘビー級王者タイソン・フューリーがやっぱり引退示唆?…狙いは

[ 2022年8月12日 22:13 ]

タイソン・フューリー(AP)
Photo By AP

 プロボクシングWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国)が34歳となった12日、“ボクシングから離れる”と表明した。自身のインスタグラムに「何年にもわたり自分のキャリアに影響をみなさんに感謝する。長くハードな話し合いの結果、立ち去ることを決めた。34歳の誕生日に“ボン・ボヤージュ(よい旅を)”」と投稿した。

 32勝(23KO)無敗1分けのフューリーは4月にWBC同級暫定王者ディリアン・ホワイト(34=英国)との団体内王座統一戦に6回TKO勝ち後、引退を示唆。だが、9日に現役を続行して英国内のライバル、デレック・チゾラ(38=同)と3度目の対戦を目指すと表明したばかりだった。これまでにも引退表明を繰り返してきたフューリーの“心変わり”についてAP通信やロイター通信などは、20日にサウジアラビアのジッダで行われるWBAスーパー&IBF&WBO統一世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)と前3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)の再戦の勝者との統一戦の可能性を探っているためと報じている。

続きを表示

2022年8月12日のニュース